一世一代の大勝負で敗北を喫したヨタ。
もはや食べるものも、着るものも、住まう場所さえも失ってしまった…
故郷から遠く離れた惑星でひとりぼっちの彼に、12月の風が冷たく吹きつける。
ついでに女王様にもらった鉄製の首輪も芯まで冷えている。
薄情な家臣たちは、きっと自分を助けになど来ないだろう。
惑星を飛び出して、風俗遊びなどするべきではなかったーーーー
だが後悔しても、もう遅い。遊ぶ金もなければチ○ポも勃たない。
そんな想いをぼんやりと巡らせながら、ヨタは街へと消えていった…
風俗王がやってくる 第一部 完